【子サポ通信 vol.16】松山紅梅会で事業所内託児所とデイサービスが融合!
2012/02/28 (Tue) 09:00
XXXX
XXXX 様
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松山紅梅会で事業所内託児所とデイサービスが融合!
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【 子サポ通信 vol.16 】 2012年2月28日(火) 配信
このメルマガは、えひめ子育て応援企業様および、
両立支援に関心のある企業様に、定期的に配信させて頂いています。
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えひめ子育て応援企業は、323社(平成24年2月24日現在)です。
平成24年2月11日~2月24日に認証された企業をご紹介します。
319号:株式会社愛媛CATV(松山市)
320号:医療法人松山ハートセンター よつば循環器科クリニック(松山市)
321号:菅機械産業株式会社(松山市)
322号:フードピアせいしん株式会社(新居浜市)
323号:愛媛県信用農業協同組合連合会(松山市)
324号:安藤工業株式会社(西条市)
325号:株式会社アート不動産(松山市)
326号:社会福祉法人喜久寿(東温市)
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◆メニュー
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◆松山紅梅会で事業所内託児所とデイサービスが融合!
◆H24.7.1 改正育児介護休業法 全面施行
◆ワーク・ライフ・バランス推進室(第6回)
◇文武両道
◆【子サポ通信】ダイジェスト版 発行!
◆編集後記
◆リンク
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◆松山紅梅会で事業所内託児所とデイサービスが融合!
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平成23年12月26日、えひめ子育て応援リーダー企業でもある、
認証第206号の松山紅梅会様(松山市、以下同会)に事業所内託児所が
オープンしました。
◇ 夢の実現 ◇
同社は、平成6年に松山市小野地区でケアハウスを開設し、以降、
地域に根ざした高齢者福祉事業を行ってきました。
そして、10数年前、子どもと高齢者と地域が交流できる『場』を
創りたいという想いが芽生え、いつしか実現できる日を夢見ていました。
そんな中、同じ地区のスーパーの空店舗を購入できることになり、
夢が現実に。
職員全員が想いを出し合い、以前からおつきあいのある建築家に
まとめてもらいながら、わずか1年でカタチにしていきました。
中心は子ども。託児所と何を融合するか?
話し合った結果、デイサービスセンターになりました。
そうして完成したのが、『梅本の里・小梅』です。
(かわいいネーミング!)
◇ 第2の我が家 ◇
事業所内託児所とデイサービスセンターは、2つの大きな引き戸に
よってのみ仕切られており、いつもフルオープン。
この引き戸が閉まるのは、子どもたちがお昼寝の時だけです。
子どもたちは、自由にデイサービスセンターを行き来し、
デイサービス利用者の方と触れ合いながら、一日を過ごすことが
できます。
イベントも一緒にしているそうですよ。
定員10名に対し、現在3名利用中。保育士は2名。
ママも同じ『梅本の里・小梅』内で勤務しているので、いつでも
顔を見ることができます。
ママ職員の方に利用の感想を聞いてみると、
「託児所があると聞き、それなら仕事復帰できると思いました。
何かあれば、保育士の先生がすぐに来てくれるので安心です。
ここでは、たくさんの方との触れ合うことができ、どんな子に
育ってくれるか楽しみです。
まさに、第2の我が家です。」
利用料は一般の託児所と比べ格安となっており、時間単位の利用も
できるそうです。
託児所ができたことで、求人の問合せも増えました。
また、事業所内託児所部分については、助成金も利用しました。
建築部材等は、託児所分とデイケアセンター分をきっちり分けて
もらうなど、業者には手間をかけましたが、申請手続きはスムーズに
進めることができました。
◇ う~め!? ◇
一般のデイケアセンターは、一日のスケジュールが決まっている
ところが多いのですが、ここでは、決めていません。
カラオケでも、手芸でも、書道でも、自分のやりたい事ができます。
職員の仕事は、利用者の『夢・目標』を叶えるお手伝い。
自ら「何かしてみたい!」と意欲が出るようなしかけ作りをしています。
そのしかけとは・・、施設内通貨「うーめ」。
デイサービス利用者は、リハビリをしたり、食事の支度等を手伝うと
「うーめ」を受け取り、カラオケや飲み物に「うーめ」を支払います。
個別のケアを行いながらも、個人の役割を作り、思いやりや助け合いの
心を交換したいと考えています。
また、地域の方は、ボランティアをすることによって「うーめ」を
受け取り、活用してもらうことも検討中だそうです。
◇ なんということでしょ~う! ◇
そして、なんといっても素敵なのが、建物外観&インテリア!
元スーパーの躯体を利用し、新築ではなく改築でしたが、
(解体費・基礎工事費を考慮すると、コストダウンに)
一般的にある施設的なものではなく、ひとことで言えば『和モダン』。
木材や畳をふんだんに使用しています。
託児所には、読書コーナー、プレイルーム、タイル貼りのトイレコーナー。
デイサービスには、対面式オープンキッチン、畳のリビング、檜のお風呂。
2階には、多目的和室に、広いウッドデッキ。
床暖房もあります。
ふたつの空間の間には、シンボルツリーのある中庭。
本当に、もうひとつの我が家にしたくなります。
◇ みんなの笑顔が集まる『場』 ◇
同会は、この『梅本の里・小梅』を通じて、
子どもと高齢者・地域の方が自由に集まり、施設の枠組みを超えて、
街の拠点となることを目指しています。
みんなの笑顔が集まる『梅本の里・小梅』に、
是非、一度お立ち寄り下さい。
社会福祉法人 松山紅梅会
http://www.umemoto.ecweb.jp/
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◆H24.7.1 改正育児・介護休業法 全面施行
◇従業員数100人以下の企業のみなさまへ
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男女ともに、仕事と育児・介護の両立ができる働き方の実現を目指し、
平成21年、育児・介護休業法が改正され、平成22年6月30日に施行され
ました。
従業員数が100人以下の企業については、適用が猶予されていた下記の制度が、
平成24年7月1日より義務化されます。
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◇◇ 制度の概要 ◇◇
1.短時間勤務制度
対象者:3歳未満の子を養育する従業員
概 要:従業員が請求すれば、短時間勤務制度(1日の労働時間を原則として
6時間(5時間45分~6時間)とする措置を含む)が利用できる
2.所定外労働の制限
対象者:3歳未満の子を養育する従業員
概 要:従業員が請求すれば、所定外労働が免除される
3.介護休暇
対象者:要介護状態にある対象家族の介護その他の世話を行う従業員
概 要:対象家族が1人の場合は年に5日、2人以上の場合は年に10日まで
休暇を取得できる(無給で可)
それぞれ、労使協定で対象除外者を定めることができます。
※詳しいお問合わせは、以下にお願いします。
愛媛労働局雇用均等室
松山市若草町4-3 松山若草合同庁舎6F
(直)089-935-5222
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これらの制度は運用だけではなく、就業規則等に規定され制度化される
ことが必要です。
また、社内申請書(書面)も準備しましょう。
改正前は、3歳未満の子を養育する従業員に対する措置として、
・短時間勤務
・所定外労働の免除
・フレックスタイム
・始業、終業時刻の繰上げ、繰り下げ
・託児施設の設置運営
・育児休業に準ずる制度
のいずれかの措置を講じることが義務付けられていたので、必ずしも
「短時間勤務」「所定外労働の免除」を制度化していない企業も
あるかと思いますが、この2つは必ず制度化すべきものとされました。
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中小企業では、1人が休業することによる職場への影響が大きいため、
休業等に対して、早めの対応が重要です。
人数の少ない職場では、仕事が属人的になりやすいですが、
仕事の仕方を見直すきっかけになります。
業務の見直し、マニュアルの作成、マルチ担当制などを検討してみましょう。
また、介護については、突然必要になるケースも想定されます。
親の介護が必要となる年代は、社内でも業務の中心的な役割を担っている方
(管理職等)も多くいます。
共働き世帯が増えた今、妻だけに介護を任せられる男性は少ないと思われます。
女性のための育児支援だけではなく、男女双方のための育児・介護支援として
両立支援を進めていきましょう!
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◆ワーク・ライフ・バランス推進室(第6回)
◇文武両道
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私が「ワーク・ライフ・バランス」を知り、「ワーク」と「ライフ」、
どちらもそこそこでいいのではなく、
どちらも工夫して成果を出していこう!というものだと分かった時、
同じだと感じたのが、
「文武両道」。
ウィキペディアでは、
「文事と武事、学芸と武芸、その両道に努め、秀でていることを指す語」
と説明させており、
『史記』(司馬遷)には、「文事ある者は必ず武備あり」という言葉が
記されています。
これは、
「文」を極めるには「武」によって培われた健全な心と体が必要であり、
「武」を極めるには「文」によって培われた論理的思考が欠かせない。
という意味だそうです。
これを「ワーク」と「ライフ」に置き換えてみると、
「ワーク」を極めるには「ライフ」によって培われた健全な心と体が必要であり、
「ライフ」を極めるには「ワーク」によって培われた論理的思考が欠かせない。
最初から両方出来る人はそういません。
しかし、そうしたいと努力し、どう生きるか。目指すものだと思います。
「文武両道」といえば学生時代を思い出しますが、勉強も部活も、
どちらも頑張り、輝いていた生徒がいたと思います。
彼らは、みんなと同じ1日24時間の中で、それぞれに集中し、努力し、
成果を出していました。
そんな生徒が多い学校は人気が出て、さらに優秀な生徒が集まります。
そして、その側には、先生や監督・保護者という指導者・支援者がいました。
仲間がいました。
経営層・管理職が、指導者・支援者となり、
社員みんなが仲間となれば、それを目指すことは出来ないでしょうか。
「ワーク・ライフ・バランス」という概念は欧米から生まれたものですが、
「文武両道」からは、私たちにもその意識は根差していると思います。
「文武両道」=「ワーク・ライフ・バランス」を目指す社員たちが
たくさんいる会社、目指しませんか。
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◆【子サポ通信】ダイジェスト版 発行!
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これまで15回配信してきた【子サポ通信】の中から、記事を抜粋し、
【子サポ通信】ダイジェスト版(新聞形式)を発行します。
テキストのみではお伝えしきれなかった写真やグラフも掲載しています
ので、より分かりやすくなっています。
もうすぐお届けいたしますので、是非お楽しみに!
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◆編集後記
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今年度、最後のメールマガジンとなりました。
昨年度までのブログに変えて、より積極的に情報発信していこうと
始めた、このメールマガジン。
ご訪問させて頂いた際に伝えきれなかった事を、少しでも伝えることが
出来たら・・・
両立支援・WLBに、取り組むきっかけ・後押しになれたら・・・
という思いで発信させて頂きました。
ご清覧頂きまして、どうもありがとうございました。
是非、メルマガについてのご意見ご感想をお寄せ下さいませ。
E-mail:kosapo@csc-ehime.jp
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◆リンク
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◆子サポ通信 バックナンバー
https://s7.blayn.jp/bm/p/bn/list.php?i=ehimekosapo&no=all
◆えひめ子育て応援企業(愛媛県)
--仕事と生活の両立を応援します!Let's Work Life Balance--
http://www.pref.ehime.jp/h30500/kosodateouenkigyou/index.html
◆次世代育成支援対策推進センター(厚生労働大臣指定)
--一般事業主行動計画はおまかせ!--
http://csc-ehime.jp/ehimeho/jisedaisien_hojinkai.pdf
◆えひめ結婚支援センター(愛媛県受託事業)
--1対1のお見合い「愛結び」登録者1,000人突破!--
http://www.msc-ehime.jp/index.html
◆えひめイクメン・カジメン研究所(愛媛県受託事業)
--イクメン・カジメンのネットワークを創ろう!--
http://www.ehime-ikumen.com/
◆えひめCO2削減エコ活動コーディネート事業(愛媛県受託事業)
--社員みんなでエコ活動!冬エコ実施中!--
http://ameblo.jp/ecokatsuehime/
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2012年2月28日(火) 配信
社団法人愛媛県法人会連合会
えひめ子育て応援企業認証サポート事業(愛媛県受託事業)
〒790-0067
愛媛県松山市大手町2-5-7 愛媛中小企業指導センター内
TEL:089-933-5596 FAX:089-947-4251
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担当:山内恵子
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