部活研通信:部活研通信:3月研修会「学校部活動が果たしてきた意義・役割、そしてこれから」
2024/01/16 (Tue) 15:00
XXXX 様
部活動指導員資格:XXXXXXXXXXXXXXXX
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一般社団法人 日本部活指導研究協会(略称:部活研)
「部活研通信」
"役立つ研修情報や部活動関連の情報をお送りします!" < 2024.1.15 配信 Vol.98>
info@bukatsu-japan.com
https://bukatsu-japan.com
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新しい年が始まりました。
年始早々心が痛むニュースが続き、波乱の幕開けですが、平時こそ、緊急対応を想定した心掛けを忘れてはならないと改めて肝に銘じているところです。
それでは、いつもの通り、部活指導関連の情報をお届けします。
そして、例によって部員の心が変わるとっておきの話もあります。
☆::::::::::::☆ お知らせ ☆::::::::::::☆
◎協会スタッフ募集のお知らせ
一緒に新しい部活動制度を作りませんか
http://bukatsujapan.hatenablog.com/entry/2020/10/31/131104
◎部活研Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCyk_TeDJ8rNeA4xTdqTuq2g
◎資格更新期限の変更について(2022.8)
https://bukatsujapan.hatenablog.com/entry/2022/10/05/165218
◎更新研修以外でのポイント取得について(2023.2)
https://bukatsujapan.hatenablog.com/entry/2023/03/06/120129
それでは、以下、今回の目次です。
☆::::::::::::☆ 目次 ☆::::::::::::☆
【1】部員の心が変わるとっておきの話
【2】部活News
【3】3月研修会のお知らせ
【4】部活動指導員検定3級、2級試験実施について
【5】「子どもたちの新しいスポーツ環境に関するシンポジウム」のご案内
文責 中屋晋
☆::::::::::::::::::::::::::::::::::☆
以上をお送りします。
【1】部員の心が変わるとっておきの話
~実があるなら今月今宵~
迎春
今年も宜しくお願い致します。
さて、昨年中もスポーツ界には様々な話題がありましたが、圧倒的に大谷翔平選手の話題で埋め尽くされた感がありました。
大谷選手のやることを見ていて、いつも心に浮かぶ言葉があります。
「実があるなら今月今宵」
これは、高杉晋作と坂本龍馬が功山寺で決起した時、その伸るか反るかの瞬間に唄った高杉の都々逸です。
自分が正しいと思ってやるならば、たとえ少数意見でも、ぶれてはならないという胸中をなぞった唄だと思います。
恐らく大谷選手にとって、その瞬間は、「二刀流」を決断した時だったと思います。そして、この大谷選手が1人で決断した未知の構想を支えた人たちが周りにいたという事実が、今となっては本当に尊いと思えます。
今日まで、大谷選手がぶれずに信じた道を歩めたことこそが、指導者としてのまさに本懐なのではないでしょうか。
指導者として、目指すべきはここで、本協会としては、そんな指導者を1人でも多く支え、そして、活躍の場を作りたいと思っています。
トップアスリートになり、有名になった選手をここぞとばかりに、宣伝や広報に利用する傾向が目立つ昨今ですが、そうではなく、その選手を育てるところからサポートをする体制を社会に根付かせすることが出来ないものか。
もちろん文化部も含めてという意味ですが、そんな体制を部活動制度のなかに築くことを心の底から願って止まないのです。
この高杉晋作の都々逸には、続きがあります。
「一夜明ければ誰もくる」
大事な時が過ぎてから、誰もが勝ち馬に群がってくるものだという意味です。
誰も通ったことのない道を歩むのは、孤独がつきものですが、何となく存在する価値観に流されないで、突き進む力の持ち主を孤立させない指導は、支持者が多い少ないと関係なく、また、既存のしがらみや慣行とも関係なくあるべきで、教育の本質もそこにある気がします。
空気を読む力や同調性のみにこだわる今までの指導は、大きな可能性を摘んでいた気がします。例えはみ出した意見でも、現状の制度に合わなくても、正しいと思った道を開拓する気持ちを尊重することが、大谷選手に続くスケールの大きい選手を育てることに繋がるはずです。
指導している生徒が、まだ何者でもない時に、どうなりたいのかという気持ちを尊重し、思い描いた目標に導く術を常に研究する指導者が、目指すべき指導者像だと思っています。
今年もよろしくお願いします。
【2】部活News
○部活動の地域移行を経済界が支援 仙台市と仙台経済同友会が協定
https://news.yahoo.co.jp/articles/f917e9bdbb84bc9c1fba5092bdc94f50de4f6c10
(東日本放送)
○14年間バレーボールを経験・佐藤梨那アナ 荒木絵里香と考える部活動の“勝利至上主義”
https://news.yahoo.co.jp/articles/930531eb39a4c250b54efde72fa49e1e4e23614c
(日テレNEWS)
○スポ協会長、仕事始めであいさつ 「スポーツの力で元気に」
https://news.yahoo.co.jp/articles/68bae7a2f3f555159d233405fa040953c2cc9d99
(KYODO)
○全国中学校体育大会の縮小検討 27年度から、中体連
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b7142b2b9a15bcd7de6612b417730780b857e13
(KYODO)
○高校バレー部員自殺受け再発防止策「岩手モデル」原案 県教委に新部署設置など<岩手県>
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff7db6a2b5bb5883cbe4ac363fcd666812f0f5cc
(岩手めんこいテレビ)
○中学部活を廃止へ 「地域クラブ」全面移行 26年度、山口・周南
https://news.yahoo.co.jp/articles/b558909f3b94a47c21572caa694a86d7d15d3c36
(毎日新聞)
○部活顧問「断りたい人の力に」 現役教員、支援団体を設立
https://www.at-s.com/sp/news/article/shizuoka/1384902.html?lbl=540
(静岡新聞)
○部活動の活動費、広告収入でねん出…「何で金を出さなあかんねん」と最初は突き放されました
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20231229-OYT1T50088/?from=smtnews
(読売新聞)
○骨抜き部活改革 公立中学教員・真由子「するする詐欺だ」
https://mainichi.jp/articles/20230403/k00/00m/050/024000c
(毎日新聞)
○部活動改革への期待と課題 休日・放課後、豊かで多様に
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77041580Y3A211C2CK8000/
(日本経済新聞)
○三田の2中学校で休日の剣道部「地域移行」スタート 陸上、野球部も検討
https://www.kobe-np.co.jp/news/sanda/202312/0017107800.shtml
(神戸新聞)
【3】3月研修会のお知らせ
テーマ:「学校部活動が果たしてきた意義・役割、そしてこれから」
サブテーマ~日本人の部活動観・スポーツ観を改めて考えることから~
日程:2024年3月 23 日(土) 13 時30分
会場:オンライン会議システム「zoom」にて開催定員:100 名
参加費:3,000 円
<内容>
日本人にとって学校部活動は学校生活で不可欠なもの、あるいは当たり前に存在してきたものでした。そこでの経験は生徒のみならず教員にとって、さらに保護者や地域にとっても大切な場と捉えられてきました。
しかし、一方で、部活動にはそのような「光」の側面とともに、「陰」の部分も存在しています。部活動の地域移行が叫ばれるなか、部活動のこれまでを振り返るとともに、今後求めるべき「クラブ活動」の姿について講義します。
本研修は、部活動研究の専門家の解説により部活動の歴史、現状における問題点、今後の展望等を学習することを目的としております。より多くの指導者の指導に、お役立て頂ければと思います。
講師1:森田啓之
兵庫教育大学教授(体育・スポーツ原論)、日本部活動学会副会長、兵庫体育・スポーツ科学学会理事長、兵庫
県教委並びに神戸市教委主催の部活動地域移行に関する検討委員会委員長など
著書:「いじめ」と「体罰」その現状と対応-道徳教育・心の健康教育・スポーツ指導のあり方への提言-(2014)
https://amzn.to/3tqnWo6
講師2:鈴木典子
一般社団法人 日本部活指導研究協会 調査研究部所属
2007年3月末から2016年1月まで約9年間カナダ・トロント在住。3人のご子息は、現地の公立学校の教育を受けカナダ、米国の大学に進学、その間、野球等スポーツに熱中する子供たちの保護者として、日加両国のスポーツや学校でのクラブ活動を経験。
研究活動:第6回日本部活動学会にて研究発表「カナダの部活動について~日本の部活動との比較~」
◆プログラム
13:30~14:30「我が国の部活動観を社会と関連づけて考える」森田啓之
14:30~15:30「スポーツの本質からスポーツ指導観を再確認する」森田啓之
15:30~16:00 研究協議と意見交換
16:00~16:30「カナダの部活事情」~トロントでの実体験から~ 鈴木典子
16:30~16:40 諸連絡・閉会
◆ 申し込み方法
日本部活指導研究協会ホームページに掲載されているリンク先の申し込みフォームからお申込み下さい。
https://bukatsu-japan.com
◆ お問い合わせ:以下アドレスまでメールでお問い合わせ下さい。
info@bukatsu-japan.com
※本研修は、部活動指導員検定の資格更新のための研修対象になっています。(部活動教養科目)
※この研修の参加により、公益財団法人日本スポーツ協会公認スポーツ指導者資格の更新研修を修了したことになります。
ただし、次の資格については、更新研修の実績にはなりません。
[水泳、サッカー、テニス、バスケットボール、バドミントン、剣道、空手道、バウンドテニス、エアロビック(コーチ4のみ)、チアリーディング(コーチ3のみ)、スクーバ・ダイビング、プロゴルフ、プロテニス、プロスキー、オリエンテーリング、スポーツドクター、スポーツデンティスト、アスレティックトレーナー、スポーツ栄養士、クラブマネジャー](2023年4月1日現在)
※公認スポーツ指導者資格の更新研修の詳細は公益財団法人日本スポーツ協会のホームページにてご確認ください。
※指導者マイページへの受講実績の反映は、平均2カ月後となります。
※本研修は、部活動指導員検定の資格更新のための研修対象になっています。
【4】部活動指導員検定3級、2級試験実施について
○インターネット受験について、受付をホームページにて行っております。
【受験手順】
受験日を選択→ネット決済システムに登録→受験システムにログイン
→受験日当日(画面解答入力 ※3級の場合は動画講習あり)→1週間以内に合否通知
【検定試験実施要項】
こちらのURLからダウンロード確認出来ます。
https://00m.in/qxiSc
・オンライン検定試験
■3級:オンライン講義の後に画面解答入力 合格基準:正答率80%以上
<予定>
1月14日(日)、2月17日(土)、3月17日(日)
■2級:公式テキストを参考に画面解答入力 合格基準:正答率80%以上
<予定>
3月3日(日)
■申し込み・詳細
https://bukatsu-japan.com/exam2/
【5】「子どもたちの新しいスポーツ環境に関するシンポジウム」のご案内
平素より本協会の活動にご理解頂き誠にありがとうございます。
この度、本協会理事佐藤が講師を務めるAthlete Business United(ABU)にて、
「子どもたちの新しいスポーツ環境に関するシンポジウム」を行いますので、ご案内いたします。
参加費;無料
2024年 1月25日(木)20:00~21:00
オンライン形式
詳細はこちら;https://abu.hp.peraichi.com/symposium
申し込み;https://docs.google.com/forms/d/1BQjLU5TgR4nog_4HQo2n1dNQlMlMXedtn44nELf-ixU/viewform?edit_requested=true
シンポジウムの内容
○子供たちにとって「良い指導者」とは?
○スポーツ指導の現場で起こっている課題
○部活動の地域移行の背景と現実
○クラブ運営に関するビジネス的視点
対象
スポーツの指導者に興味のある方
今現在スポーツの指導者をしている方
スポーツに取り組んでいるお子さんを持つ方
シンポジスト
松井克典
・日本工業大学准教授(コーチング学)
・ABU講師
・一般社団法人野球まなびラボ代表理事
・NPO法人FUNRISE理事
中田仁之
・株式会社A.B.United代表取締役/中小企業診断士
・内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」会員
・2025大阪・関西万博共創パートナー
佐藤哲史
・株式会社SportsMultiply 代表取締役
・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
・一般社団法人部活指導研究協会 理事
・兵庫県アスレティックトレーナー協議会 理事
Athlete Business United(ABU)は、アスリートのネクストキャリアを「教育」から「就職及び独立起業」まで一貫して支援することを目的としたアスリートのためのセーフティネット機関です。
今回は、部活研の会員の皆さんに、このABUが主催するイベントをご紹介させて頂きました。
ご承知の通り、子どもたちのスポーツの選択肢は、教室、スクール、クラブ、部活等様々な形で行われています。
そして、運営という視点では、
・部員/会員/生徒、指導者等の「人」の管理
・部費/会費、参加費/備品購入資金などの「お金」の管理
・怪我や事故の予防や対応等の「安全」管理
この様に指導以外にも様々な業務があるかと思います。
これからの指導者は、持続可能な運営のためにも、経営やマネージメントの観点も必要となると考えています。
この機会に、これからの子どもたちのスポーツ環境について一緒に議論出来ればと思います。
ABUの詳細はこちら;https://ab-u.co.jp
今回もご高覧ありがとうございました。
部活研はこれからも具体的に行動します。
*********************************************************************
◎協会スタッフ募集のお知らせ
一緒に新しい部活動制度を作りませんか
http://bukatsujapan.hatenablog.com/entry/2020/10/31/131104
◎「部活研通信」バックナンバーはこちら
https://s7.bmb.jp/bm/p/bn/list.php?i=bukatsu_japan&no=1
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□配信先の変更、購読停止について。
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発行システム:『まぐまぐ!』からご登録された方で配信中止を希望される方はこちら
http://www.mag2.com/m/0001670259.html
又はお手数ですが『配信不要』と記載してご返送下さい。
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□ご意見・ご感想は info@bukatsu-japan.comまで
□発行 一般社団法人 日本部活指導研究協会
https://bukatsu-japan.com/
部活動指導員資格:XXXXXXXXXXXXXXXX
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一般社団法人 日本部活指導研究協会(略称:部活研)
「部活研通信」
"役立つ研修情報や部活動関連の情報をお送りします!" < 2024.1.15 配信 Vol.98>
info@bukatsu-japan.com
https://bukatsu-japan.com
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新しい年が始まりました。
年始早々心が痛むニュースが続き、波乱の幕開けですが、平時こそ、緊急対応を想定した心掛けを忘れてはならないと改めて肝に銘じているところです。
それでは、いつもの通り、部活指導関連の情報をお届けします。
そして、例によって部員の心が変わるとっておきの話もあります。
☆::::::::::::☆ お知らせ ☆::::::::::::☆
◎協会スタッフ募集のお知らせ
一緒に新しい部活動制度を作りませんか
http://bukatsujapan.hatenablog.com/entry/2020/10/31/131104
◎部活研Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCyk_TeDJ8rNeA4xTdqTuq2g
◎資格更新期限の変更について(2022.8)
https://bukatsujapan.hatenablog.com/entry/2022/10/05/165218
◎更新研修以外でのポイント取得について(2023.2)
https://bukatsujapan.hatenablog.com/entry/2023/03/06/120129
それでは、以下、今回の目次です。
☆::::::::::::☆ 目次 ☆::::::::::::☆
【1】部員の心が変わるとっておきの話
【2】部活News
【3】3月研修会のお知らせ
【4】部活動指導員検定3級、2級試験実施について
【5】「子どもたちの新しいスポーツ環境に関するシンポジウム」のご案内
文責 中屋晋
☆::::::::::::::::::::::::::::::::::☆
以上をお送りします。
【1】部員の心が変わるとっておきの話
~実があるなら今月今宵~
迎春
今年も宜しくお願い致します。
さて、昨年中もスポーツ界には様々な話題がありましたが、圧倒的に大谷翔平選手の話題で埋め尽くされた感がありました。
大谷選手のやることを見ていて、いつも心に浮かぶ言葉があります。
「実があるなら今月今宵」
これは、高杉晋作と坂本龍馬が功山寺で決起した時、その伸るか反るかの瞬間に唄った高杉の都々逸です。
自分が正しいと思ってやるならば、たとえ少数意見でも、ぶれてはならないという胸中をなぞった唄だと思います。
恐らく大谷選手にとって、その瞬間は、「二刀流」を決断した時だったと思います。そして、この大谷選手が1人で決断した未知の構想を支えた人たちが周りにいたという事実が、今となっては本当に尊いと思えます。
今日まで、大谷選手がぶれずに信じた道を歩めたことこそが、指導者としてのまさに本懐なのではないでしょうか。
指導者として、目指すべきはここで、本協会としては、そんな指導者を1人でも多く支え、そして、活躍の場を作りたいと思っています。
トップアスリートになり、有名になった選手をここぞとばかりに、宣伝や広報に利用する傾向が目立つ昨今ですが、そうではなく、その選手を育てるところからサポートをする体制を社会に根付かせすることが出来ないものか。
もちろん文化部も含めてという意味ですが、そんな体制を部活動制度のなかに築くことを心の底から願って止まないのです。
この高杉晋作の都々逸には、続きがあります。
「一夜明ければ誰もくる」
大事な時が過ぎてから、誰もが勝ち馬に群がってくるものだという意味です。
誰も通ったことのない道を歩むのは、孤独がつきものですが、何となく存在する価値観に流されないで、突き進む力の持ち主を孤立させない指導は、支持者が多い少ないと関係なく、また、既存のしがらみや慣行とも関係なくあるべきで、教育の本質もそこにある気がします。
空気を読む力や同調性のみにこだわる今までの指導は、大きな可能性を摘んでいた気がします。例えはみ出した意見でも、現状の制度に合わなくても、正しいと思った道を開拓する気持ちを尊重することが、大谷選手に続くスケールの大きい選手を育てることに繋がるはずです。
指導している生徒が、まだ何者でもない時に、どうなりたいのかという気持ちを尊重し、思い描いた目標に導く術を常に研究する指導者が、目指すべき指導者像だと思っています。
今年もよろしくお願いします。
【2】部活News
○部活動の地域移行を経済界が支援 仙台市と仙台経済同友会が協定
https://news.yahoo.co.jp/articles/f917e9bdbb84bc9c1fba5092bdc94f50de4f6c10
(東日本放送)
○14年間バレーボールを経験・佐藤梨那アナ 荒木絵里香と考える部活動の“勝利至上主義”
https://news.yahoo.co.jp/articles/930531eb39a4c250b54efde72fa49e1e4e23614c
(日テレNEWS)
○スポ協会長、仕事始めであいさつ 「スポーツの力で元気に」
https://news.yahoo.co.jp/articles/68bae7a2f3f555159d233405fa040953c2cc9d99
(KYODO)
○全国中学校体育大会の縮小検討 27年度から、中体連
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b7142b2b9a15bcd7de6612b417730780b857e13
(KYODO)
○高校バレー部員自殺受け再発防止策「岩手モデル」原案 県教委に新部署設置など<岩手県>
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff7db6a2b5bb5883cbe4ac363fcd666812f0f5cc
(岩手めんこいテレビ)
○中学部活を廃止へ 「地域クラブ」全面移行 26年度、山口・周南
https://news.yahoo.co.jp/articles/b558909f3b94a47c21572caa694a86d7d15d3c36
(毎日新聞)
○部活顧問「断りたい人の力に」 現役教員、支援団体を設立
https://www.at-s.com/sp/news/article/shizuoka/1384902.html?lbl=540
(静岡新聞)
○部活動の活動費、広告収入でねん出…「何で金を出さなあかんねん」と最初は突き放されました
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20231229-OYT1T50088/?from=smtnews
(読売新聞)
○骨抜き部活改革 公立中学教員・真由子「するする詐欺だ」
https://mainichi.jp/articles/20230403/k00/00m/050/024000c
(毎日新聞)
○部活動改革への期待と課題 休日・放課後、豊かで多様に
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77041580Y3A211C2CK8000/
(日本経済新聞)
○三田の2中学校で休日の剣道部「地域移行」スタート 陸上、野球部も検討
https://www.kobe-np.co.jp/news/sanda/202312/0017107800.shtml
(神戸新聞)
【3】3月研修会のお知らせ
テーマ:「学校部活動が果たしてきた意義・役割、そしてこれから」
サブテーマ~日本人の部活動観・スポーツ観を改めて考えることから~
日程:2024年3月 23 日(土) 13 時30分
会場:オンライン会議システム「zoom」にて開催定員:100 名
参加費:3,000 円
<内容>
日本人にとって学校部活動は学校生活で不可欠なもの、あるいは当たり前に存在してきたものでした。そこでの経験は生徒のみならず教員にとって、さらに保護者や地域にとっても大切な場と捉えられてきました。
しかし、一方で、部活動にはそのような「光」の側面とともに、「陰」の部分も存在しています。部活動の地域移行が叫ばれるなか、部活動のこれまでを振り返るとともに、今後求めるべき「クラブ活動」の姿について講義します。
本研修は、部活動研究の専門家の解説により部活動の歴史、現状における問題点、今後の展望等を学習することを目的としております。より多くの指導者の指導に、お役立て頂ければと思います。
講師1:森田啓之
兵庫教育大学教授(体育・スポーツ原論)、日本部活動学会副会長、兵庫体育・スポーツ科学学会理事長、兵庫
県教委並びに神戸市教委主催の部活動地域移行に関する検討委員会委員長など
著書:「いじめ」と「体罰」その現状と対応-道徳教育・心の健康教育・スポーツ指導のあり方への提言-(2014)
https://amzn.to/3tqnWo6
講師2:鈴木典子
一般社団法人 日本部活指導研究協会 調査研究部所属
2007年3月末から2016年1月まで約9年間カナダ・トロント在住。3人のご子息は、現地の公立学校の教育を受けカナダ、米国の大学に進学、その間、野球等スポーツに熱中する子供たちの保護者として、日加両国のスポーツや学校でのクラブ活動を経験。
研究活動:第6回日本部活動学会にて研究発表「カナダの部活動について~日本の部活動との比較~」
◆プログラム
13:30~14:30「我が国の部活動観を社会と関連づけて考える」森田啓之
14:30~15:30「スポーツの本質からスポーツ指導観を再確認する」森田啓之
15:30~16:00 研究協議と意見交換
16:00~16:30「カナダの部活事情」~トロントでの実体験から~ 鈴木典子
16:30~16:40 諸連絡・閉会
◆ 申し込み方法
日本部活指導研究協会ホームページに掲載されているリンク先の申し込みフォームからお申込み下さい。
https://bukatsu-japan.com
◆ お問い合わせ:以下アドレスまでメールでお問い合わせ下さい。
info@bukatsu-japan.com
※本研修は、部活動指導員検定の資格更新のための研修対象になっています。(部活動教養科目)
※この研修の参加により、公益財団法人日本スポーツ協会公認スポーツ指導者資格の更新研修を修了したことになります。
ただし、次の資格については、更新研修の実績にはなりません。
[水泳、サッカー、テニス、バスケットボール、バドミントン、剣道、空手道、バウンドテニス、エアロビック(コーチ4のみ)、チアリーディング(コーチ3のみ)、スクーバ・ダイビング、プロゴルフ、プロテニス、プロスキー、オリエンテーリング、スポーツドクター、スポーツデンティスト、アスレティックトレーナー、スポーツ栄養士、クラブマネジャー](2023年4月1日現在)
※公認スポーツ指導者資格の更新研修の詳細は公益財団法人日本スポーツ協会のホームページにてご確認ください。
※指導者マイページへの受講実績の反映は、平均2カ月後となります。
※本研修は、部活動指導員検定の資格更新のための研修対象になっています。
【4】部活動指導員検定3級、2級試験実施について
○インターネット受験について、受付をホームページにて行っております。
【受験手順】
受験日を選択→ネット決済システムに登録→受験システムにログイン
→受験日当日(画面解答入力 ※3級の場合は動画講習あり)→1週間以内に合否通知
【検定試験実施要項】
こちらのURLからダウンロード確認出来ます。
https://00m.in/qxiSc
・オンライン検定試験
■3級:オンライン講義の後に画面解答入力 合格基準:正答率80%以上
<予定>
1月14日(日)、2月17日(土)、3月17日(日)
■2級:公式テキストを参考に画面解答入力 合格基準:正答率80%以上
<予定>
3月3日(日)
■申し込み・詳細
https://bukatsu-japan.com/exam2/
【5】「子どもたちの新しいスポーツ環境に関するシンポジウム」のご案内
平素より本協会の活動にご理解頂き誠にありがとうございます。
この度、本協会理事佐藤が講師を務めるAthlete Business United(ABU)にて、
「子どもたちの新しいスポーツ環境に関するシンポジウム」を行いますので、ご案内いたします。
参加費;無料
2024年 1月25日(木)20:00~21:00
オンライン形式
詳細はこちら;https://abu.hp.peraichi.com/symposium
申し込み;https://docs.google.com/forms/d/1BQjLU5TgR4nog_4HQo2n1dNQlMlMXedtn44nELf-ixU/viewform?edit_requested=true
シンポジウムの内容
○子供たちにとって「良い指導者」とは?
○スポーツ指導の現場で起こっている課題
○部活動の地域移行の背景と現実
○クラブ運営に関するビジネス的視点
対象
スポーツの指導者に興味のある方
今現在スポーツの指導者をしている方
スポーツに取り組んでいるお子さんを持つ方
シンポジスト
松井克典
・日本工業大学准教授(コーチング学)
・ABU講師
・一般社団法人野球まなびラボ代表理事
・NPO法人FUNRISE理事
中田仁之
・株式会社A.B.United代表取締役/中小企業診断士
・内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」会員
・2025大阪・関西万博共創パートナー
佐藤哲史
・株式会社SportsMultiply 代表取締役
・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
・一般社団法人部活指導研究協会 理事
・兵庫県アスレティックトレーナー協議会 理事
Athlete Business United(ABU)は、アスリートのネクストキャリアを「教育」から「就職及び独立起業」まで一貫して支援することを目的としたアスリートのためのセーフティネット機関です。
今回は、部活研の会員の皆さんに、このABUが主催するイベントをご紹介させて頂きました。
ご承知の通り、子どもたちのスポーツの選択肢は、教室、スクール、クラブ、部活等様々な形で行われています。
そして、運営という視点では、
・部員/会員/生徒、指導者等の「人」の管理
・部費/会費、参加費/備品購入資金などの「お金」の管理
・怪我や事故の予防や対応等の「安全」管理
この様に指導以外にも様々な業務があるかと思います。
これからの指導者は、持続可能な運営のためにも、経営やマネージメントの観点も必要となると考えています。
この機会に、これからの子どもたちのスポーツ環境について一緒に議論出来ればと思います。
ABUの詳細はこちら;https://ab-u.co.jp
今回もご高覧ありがとうございました。
部活研はこれからも具体的に行動します。
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◎協会スタッフ募集のお知らせ
一緒に新しい部活動制度を作りませんか
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