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マスター・オブ・ワイン大橋健一監修
株式会社山仁 公式メールマガジン Vol.85

このメールマガジンは毎月5日と20日に
株式会社山仁のスタッフが、ワイン、日本酒、
本格焼酎の魅力を、代表の大橋MWが持つ
業界最先端のタイムリーな情報と共にお伝え
します。

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<弊社代表 大橋健一について>
ワイン業界において世界最難関の学位として
知られるマスター・オブ・ワインの日本在住
の日本人として唯一の保持者であり、同時に
ロンドンで毎年開催される世界最大規模の酒類
コンクールであるインターナショナル・ワイン
・チャレンジ(IWC）の「ワイン部門 部門長」
「日本酒部門 議長」も務めています。

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○大橋MWおすすめのワイン4本セット
　「イワシ（鰯）料理」特集です！



ここ数年、日本の近海ではマイワシの豊漁が
続いているようですね！
先月のニュースでも、北海道での季節外れの
イワシの大量発生が話題となっていましたが、
地球温暖化に伴う海水温の上昇と何かしらの
因果関係があるのでしょうか。



好不漁の幅が極端に大きいとされるマイワシ
は、1960年代後半に戦後最低の漁獲量にまで
落ち込んだ後の、1970年代から1980年代
にかけて、「マイワシバブル」と言われた
豊漁の時期があったそうです。



1988年には約450万トンの漁獲量がありまし
たが、その後の急激に落ち込みを見せ、
2005年にはピーク時の1％にも満たない
2.8万トンとなり、庶民の魚が一転、高級魚
となったこともありました。



ここ数年は、漁獲量が多くなっていますので、
「マイワシバブル」の再来になるかも知れま
せんね！



今回はそんなイワシのお料理に合わせて
白ワインを2種、ロゼともオレンジとも取れる
ワインを1種、そして、赤ワインを1種
ご紹介いたします！



1.西洋随一の高級魚介の産地、ヴィーニョ・
　ヴェルデのトップ生産者が醸す、溶存ガス
　由来のフレッシュ感のある１本です！



　熟したピーチ、そして金木犀香るこの白ワイ
　ンには「イワシのベニエ（衣揚げ）」が
　楽しめそうです！



2.世界一のレストランであるコペンハーゲンの
　「NOMA」でも採用される、完全無農薬、
　そして酸化防止剤無添加の1本です



　火打石やイラクサ、完熟リンゴの蜜芯、
　そして存分なる滋味深さを誇る味わいには、
　「イワシの南蛮漬け」を合わせてみま
　しょう！



3.世界のワインシーンにおいて注目を集め始め
　ている、中間的な色合いを呈したボーダー
　レスなワイン造りを象徴する1本です！



　潰したプラムや硫化物の香り、そして味わい
　の素朴さがフォーカスされたこの1本には
　「オイル・サーディン」を楽しんで頂きたく
　思います！



4. 非常に将来性があると考えられている
　ボルドー品種の産地である、長野県東部
　エリアで造るオーセンティックな1本です！



　ジューシーなクランベリー、そしてスミレの
　花が香るこの艶のあるライトウエイトのメル
　ロー種には、肉厚な「真イワシのラグー」
　を推奨いたします！



　（価格は全て税込表示となります。）

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1.西洋随一の高級魚介の産地、ヴィーニョ・
　ヴェルデのトップ生産者が醸す、溶存ガス
　由来のフレッシュ感のある１本です！



　熟したピーチ、そして金木犀香るこの白ワイ
　ンには「イワシのベニエ（衣揚げ）」が
　楽しめそうです！



ワイン名：SOALHEIRO /ソアリェイロ
生産者：Soalheiro /ソアリェイロ
ブドウ品種：Alvarinho /アルヴァリーニョ
ワインタイプ：White /白ワイン
生産国：Portugal /ポルトガル
生産地：Melgaco, Vinho Verde
/ヴィーニョ・ヴェルデ, メルガッソ
ヴィンテージ：2022
商品CD：87632
価格：2,618円



ポルトガルを訪問した際のエピソードを
交えて、大橋MWが語ってくれました。



「ソアリェイロは、ヴィーニョ・ヴェルデを
代表する素晴らしい生産者だね！



スティルワインの名声を世界に轟かせた、
ニーポートを訪問するために銘醸地ドウロに
行った際、オポルトの街で何度か魚介料理を
楽しむ機会があったんだ。



その時に、高級店でもカジュアルなお店でも
ヴィーニョ・ヴェルデが供されていたことが
驚きでもあり、すごく興味深かかったんだ。



当然、地理的にも近い場所だし、魚介料理と
言えばヴィーニョ・ヴェルデが出てくるという
ことは当たり前のことなんだろうけど、試して
みてその品質にすごく驚いたんだ！



自分が想像していた、昔ながらのヴィーニョ・
ヴェルデではなくて、非常に凝縮感に富んで
いながらもフレッシュさがあって、偉大な
ワインと言える素晴らしい品質だったんだ！



日本で見たことの無い銘柄ばかりだったから、
いくつかの銘柄はメモを取って帰国したんだ
けど、そのうちの1本がこのソアリェイロの
ワインだったんだよ！



現地での体験を再現したくて、インポーターの
木下インターナショナルさんに手配してもらっ
て、早速試してみたんだよ！
これ！これ！っていう感じで、非常に素晴らし
かったんだよ！」



と、語ってくれました。



ソアリェイロのご購入、
テイスティング・コメントの参照
大橋MWの思いは下記URLから
ご覧いただけます。
https://ec.yamajin.com/items/85887402

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2.世界一のレストランであるコペンハーゲンの
　「NOMA」でも採用される、完全無農薬、
　そして酸化防止剤無添加の1本です



　火打石やイラクサ、完熟リンゴの蜜芯、
　そして存分なる滋味深さを誇る味わいには、
　「イワシの南蛮漬け」を合わせてみま
　しょう！



ワイン名：SANCERRE AKMENINE
/サンセール アクメニネ
生産者：Sebastien Riffault
/セバスチャン・リフォー
ブドウ品種：Sauvignon Blanc
/ソーヴィニョン・ブラン
ワインタイプ：White /白ワイン
生産国：France /フランス
生産地：Sancerre, Loire
/ロワール, サンセール
ヴィンテージ：2016
商品CD：84746
価格：4,208円



いつもとは違ったワインの楽しみ方のできる、
このワインについて、大橋MWが語って
くれました！



「セバスチャン・リフォーのワインは、
有機農法で酸化防止剤を使わないワイン
ゆえに、少しやんちゃなワインに感じる
ことがあるのだけれど、極端に揮発酸が
高くなければ、私にとっては心安らぐ
ワインなんだよね！



この造り手が目指す姿っていうのを理解する
と、揮発酸が少々上がるっていうことも理解
できることなんだよ。



というのも、セバスチャンの畑ではどうしても
貴腐果が出やすくて、これを彼は生態系の一部
だと見ているんだけど、貴腐果が多いことで、
ある程度の揮発酸があるというのは仕方ない
よね。



貴腐果を選果して取り除くという手段もあるけ
ど、セバスチャンは一緒に付き合うことを選ん
でいるから、揮発酸が上がってくることは理解
できるんだよね。



そういった畑の情景を考えながら、いつもとは
違った楽しみ方ができる、素晴らしいワイン
だね！」



と、語ってくれました。



サンセール アクメニネのご購入、
テイスティング・コメントの参照
大橋MWの思いは下記URLから
ご覧いただけます。
https://ec.yamajin.com/items/85887325

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3.世界のワインシーンにおいて注目を集め始め
　ている、中間的な色合いを呈したボーダー
　レスなワイン造りを象徴する1本です！



　潰したプラムや硫化物の香り、そして味わい
　の素朴さがフォーカスされたこの1本には
　「オイル・サーディン」を楽しんで頂きたく
　思います！



ワイン名：HELIACAL RISE ROSE
/ヒライアカル・ライズ ロゼ
生産者：Halcyon Days /ハルシオン・デイズ
ブドウ品種：Pinot Noir, Chardonnay
/ピノ・ノワール, シャルドネ
ワインタイプ：Rose /ロゼワイン
生産国：New Zealand /ニュージーランド
生産地：Hawke's Bay, North Island
/北島, ホークス・ベイ
ヴィンテージ：2022
商品CD：86668
価格：4,208円



麻布台ヒルズにオープンした弊社山仁の新店舗
intertWine K×M YAMAJIN
（インタートワイン ケーエム ヤマジン）で
3月13日のオープンから先月末まで、レモン
果汁とレモンスライスをあしらったオイル・
サーディンとの旨酸っぱいペアリングを楽しん
でいただいた1本について、大橋MWが語って
くれました。



「このワインは、私のなかでは一種の革命的な
1本だね！



その理由は、何といっても色調の区分を完全に
打破したワインということなんだ。



例えば、ピノ・グリで造るワインというと、
通常は白ワインを指すけれど、ロゼワインや
赤ワインに仕上げたりと、今までの既成概念を
壊していくようなスタイルのワインが登場して
いるよね。



ただそれはロゼワインであり赤ワインで
あって、今までほぼ市場には無かったから、
色調の観点からすると新しく見えるワインが
登場し始めたということだよね。



そんな一方で、今度は今まで存在しない色調の
ワインが生まれてきていて、そのうちのひとつ
がこのヒライアカル・ライズなんだ！



このワインは、オレンジワインとロゼワインの
ブレンドで、本当にその中間の色調を呈した
ワインなんだよ。



ひとつのカテゴリーの尺度に入らないワインと
いうのが、もう存在しているということを証明
しているワインで、品質が高いところに収まっ
てさえいれば、この奇想天外のアイデアを応援
したいと思っているんだよ！



こういうワインをきちんと受け入れることが、
ワインの新たな楽しさなんだよね！」



と、語ってくれました。



ヒライアカル・ライズ ロゼのご購入、
テイスティング・コメントの参照
大橋MWの思いは下記URLから
ご覧いただけます。
https://ec.yamajin.com/items/85887241

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4. 非常に将来性があると考えられている
　ボルドー品種の産地である、長野県東部
　エリアで造るオーセンティックな1本です！



　ジューシーなクランベリー、そしてスミレの
　花が香るこの艶のあるライトウエイトのメル
　ロー種には、肉厚な「真イワシのラグー」
　を推奨いたします！



ワイン名：MERLOT /メルロー
生産者：Mille Beaute /ミリ・ボーテ
ブドウ品種：Merlot /メルロー
ワインタイプ：Red /赤ワイン
生産国：Japan /日本
生産地：Komoro, Nagano /長野県, 小諸市
ヴィンテージ：2022
商品CD：50385
価格：3,960円



先月ご紹介したドゥ・モンターニュ・タテシナ
に引き続き、ブドウ品種フォーカスで、今後の
産地形成が期待される、長野県東部のワインに
ついて大橋MWが語ってくれました。



「ボルドー品種の産地として、今後期待されて
いる長野県東部のロー・インターヴェンション
の生産者だね！



長野県の東部エリアは、ボルドー系品種の
可能性を特に感じるものがあって、同県中央部
に位置する塩尻市の桔梗ヶ原とは、気候の面
でも確実に違いを見せる産地だよね。



特にこのミリ・ボーテのメルローとカベルネ・
フランから造られるエレガントなワインを
私は高く評価しているんだよ！



ストラクチャーがしっかりとしたスタイルと
いうよりも、美しく可憐なスタイルに仕上が
っているんだ。



数は少ないけれど、このメルローだけでなく
カベルネ・フランも楽しんでいただきたい、
まだまだ小規模だけれど、本当に素晴らしい
ワインを造っている生産者だね！」



と、語ってくれました。



ミリ・ボーテ メルローのご購入、
テイスティング・コメントの参照
大橋MWの思いは下記URLから
ご覧いただけます。
https://ec.yamajin.com/items/85887171


カベルネ・フランもございますよ！

ご購入は受注専用のアドレス

edi-order@yamajin.com

または、お電話でお願いいたします。
TEL： 028-633-4821

ワイン名：カベルネ・フラン
生産者：ミリ・ボーテ
商品CD：50384　　価格：4,180円

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先月３月13日（水）、東京の麻布台ヒルズに
ワイン＆和酒専門店
intertWine K×M YAMAJIN
（インタートワイン・ケーエム ヤマジン）
がオープンいたしました！

店名のintertwineという英単語は
「絡み合う」「結びつく」という意味を
持ちます。
この店舗には世界に80以上ある生産国から
選りすぐられた約1,000種類のワイン、
高品質であることはもとより、将来の和酒文化
をリードすると評価された140種類の日本酒、
80種類の本格焼酎が一同に揃います。
そして、それらのビバレッジを購入できるだけ
ではなく、店内6席のカウンターでは、
ロジカルペアリングの第一人者である
大越基裕氏監修の下、ピンポイントで食材を
合わせる「コンポーネントペアリング」を
お楽しみいただけます！

揺らぐことのない絶妙な組み合わせでありな
がら、日常生活での再現性を十分に確保した
緻密な相性の妙を、弊社独自の厳しい審査を
通過した「ライブラリアン」と呼ばれる精鋭
スタッフが、丁寧にご説明させていただきます。

麻布台ヒルズは「誰もが豊かに暮らせる環境」
をコンセプトとしています。
我々は食材とベバレッジが絡み合い、結びつく
ことによって生まれる飲食の豊かさを、
この店舗を通して発信できるよう精一杯
頑張らせていただきます。
是非ご来店いただけましたら幸いです。

https://instagram.com/intertwine_km_official

インスタグラムにて最新情報を発信しています
ので、是非フォローして下さいね！

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「イワシ（鰯）」に合わせた
5月のワインセットは、絶賛発売中ですよ！


こちらのワインセットは、大橋MWと
モダン・ヴェトナム料理 AnDi / AnCom の
オーナーソムリエでフード・ペアリングの
スペシャリストである大越基裕氏との
コラボレーションによってお送りする
有料コンテンツ 「The Wine Station」でも
ご紹介しています！


https://www.the-winestation.com/


毎月ひとつのテーマを掲げ、
Weekly Record「ウィークリー・レコード」
（YouTube）にて3種類、
Online Community「オンライン・コミュニ
ティ」（Zoom）にて1種類、
1か月で合計4種類のワインをテーマに関連付
けながら大橋MWと大越ソムリエが徹底解説
しています。


Weekly Recordでは、
大橋MWが世界の最新情報や栽培、醸造を
化学的知見を交えてより専門的に、
大越ソムリエがワインとお料理の香りや
味わいを詳細に分析して、その相性を
解説していますよ！


5月1日（水）に公開されたWeekly Record
では、5月のテーマであるイワシ料理から
「イワシのベニエ」に合わせて、ソアリェイロ
のアルヴァリーノ種をご紹介いたしました。


大橋MWが、ライブネスレベルからくる甘味と
チョーキーなミネラル感が非常に調和している
このワインについて、
大越ソムリエが、生臭くならないイワシの調理
法と、このワインとお料理との相性について、
詳しく解説していますよ！


Online Communityでは、
大橋MWと大越ソムリエが会員様のご質問に
お答えしながらリアルタイムでワインや
お料理とのペアリングを楽しく解説させて
いただいております。


4月17日（日）にZoomにて開催された
Online Communityでは、4月のテーマ、
桜鯛料理の「鯛のアクアパッツァ」に
合わせて、アロイス・ラゲデールの
ピノ・グリージョをご紹介いたしました。


多くのワイン愛好家の方と一緒に、
ワインを学びそして楽しまれたい方のご入会、
是非お待ちしております！

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最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。

今回は配信が遅れてしまい、
申し訳ございませんでした。

皆さまのお酒を飲む時間が、
より楽しくなる一助になれば幸いです。

発行元：株式会社 山仁
〒 321－0111 栃木県宇都宮市川田町888-1
TEL :028-633-4821 FAX :028-632-7189
URL： https://www.yamajin.com/
E-Mail： edi-order@yamajin.com
Online Shop： https://ec.yamajin.com/
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いたします。）

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